「母乳やめたい…」母乳過多だけど生後3ヶ月で断乳した体験談|断乳時のアドバイスやスケジュールも

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▼この記事は、こんな疑問や悩みを持つママやパパにおすすめです。

  • 母乳育児がしんどすぎる…こんなことで断乳していいのかな
  • ミルクじゃダメなの?
  • 周りに母乳育児の継続を勧められて、辞めたくても辞められない

画面の向こうのママパパ、毎日の育児おつかれさまです♪

突然ですが、あなたは今育児を楽しめていますか?

特に赤ちゃんが低月齢の頃は、夜間授乳があったり、何で泣いてるのかよく分からなかったり、ちゃんと呼吸しているのか心配になったりと、不安や悩みがつきものですよね…。

その中でも授乳に関する悩みや不安は、多かれ少なかれほとんどのママやパパにあるのではないでしょうか?

実は私、息子が低月齢の頃完全母乳で育児をしていたのですが、悩んだり不安を感じて毎日泣いていました。

あやよ

暗黒期すぎて低月齢の頃のことは正直思い出したくない…

だけど、生後4ヶ月になる少し前にスッパリ断乳。完全母乳から完全ミルクへ移行したのです。

それからは毎日育児が楽しくて楽しくて仕方ありません!

今回は、以前の私のように母乳育児をつらいと思いながらも頑張って続けているママ、そしてそんなママをサポートしているパパに読んでもらいたくて実体験を記事にしました。

この記事の結論

母乳でもミルクでも赤ちゃんはちゃんと育つから、家族が笑っていられる方を選ぼう!

母乳育児で悩んでいるあなたが、この記事を読んで少しでも前向きな気持ちになってくれたら嬉しいです!

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目次

私の「しんどい」母乳育児体験談

生後1ヶ月:わりと順調だった母乳育児

私は母乳がよく出るほうだったようで、生後2日目の時点で1回の搾乳量が50㎖ありました。

はじめはミルクとの混合育児でしたが、その後頑張って頻回授乳を続けていると、生後15日の検診で「もう完全母乳で行ってみようか」と助産師さんからゴーサインが。

そこからは、昼夜関係なく毎日2時間に1回という頻回授乳をこなしていき、生後1ヶ月になる頃には1回の授乳量も増えて3時間に1回と授乳間隔が開くようになっていきました。

たまに詰まることやしこりができることはありましたが、それでも順調だと思っていました。このときまでは。

生後2カ月:夜間授乳が完全になくなる

ピンチは突然やってきました。

生後2か月を迎える数日前から、息子が夜中に起きなくなったのです。

あやお

夜間授乳がなくなるなんてラッキーじゃん

あやよ

母乳過多の私には死活問題だったのよ

3時間に1回飲まれていた母乳が、急に8時間以上も飲まれなくなると乳房は当然詰まります。

初めて息子が夜中に起きなかった日の朝、私もうっかり夜通し寝てしまったため、一発でとんでもない大きさのしこりができました。

こういうイレギュラーなことに弱い私はとにかくパニック。

「しこりが消えなかったらどうしよう」

「乳腺炎になって熱が出て息子のお世話ができなくなったら…」

「しこりがつまって母乳が出なくなったら…」

泣きながら、乳房マッサージをしてくれる助産師さんを探し出し見てもらいましたが、「これはひどいね。すぐには消えないしこりだよ」と言われさらに絶望でした。

胸の張り、ボコボコがとにかく不快

それ以降全く夜中に起きなくなった息子。そのことを助産師さんに相談したところ、このような回答が。

助産師さん

今のところ息子くんは夜間授乳がなくても体重は増加しているから、別に起こさなくてもいいよ。生活リズム尊重してあげようか

本当は叩き起こしてでも授乳したかったのですが、息子は起こしても起きません。

仕方なく、夜中起きて部屋を抜け出し暗いキッチンで一人搾乳するように。ですが、搾乳しすぎるとかえって母乳が増えて胸が張ると聞いていたのでごく少量にとどめていました。

しかしその程度の搾乳にあまり意味はなく、起床時は胸がボコボコに張り痛みを伴っていました。

あやよ

そりゃあ、20時就寝の6時起床で10時間も授乳間隔開いたらそうなるよね

生後3ヶ月:授乳中の遊び飲みや寝落ちでイライラマックス

もしかしたら授乳中のママたちが1度は聞いたことがあるかもしれない、この魔法の言葉。

生後100日くらいになると母乳育児が楽になる

ママは母乳供給量が安定し授乳にも慣れ、赤ちゃんの方も飲む力がついてきて、授乳が一気に楽になるのが生後100日頃。

そんな考えからこの言葉が産まれたそうです。

私もその言葉だけを頼りに毎日耐えていたのですが、100日過ぎても楽になるどころか遊び飲み寝落ちが加わり、よけい授乳は困難になりました。

息子の体力がなかったのか、私の母乳過多のせいなのかは分かりませんが、毎回片乳だけ飲んだら「もうギブアップでーす」と言わんばかりに眠りだすため、残った片乳がパンパンに。

必死で起こして、もう片方を飲ませようとしても全く起きず困り果てました。

さらには、授乳中周りをきょろきょろ見まわしたり、乳首をガリっと噛むようになり、遊び飲みまで始まってしまいました。

そんなことを繰り返しているうちに、生後3カ月に入ったころには体重増加が1日10g程度まで減ってしまいました。

生後3ヶ月だと1日25g程度の増加が望ましいと言われてます

順調に増えていた体重の増加がかなりゆるやかになってしまったことへの焦りも加わり、私は日に日に育児を楽しめなくなっていったのでした。

身内の言葉でメンタル崩壊

生後3ヶ月で既に「もう母乳は辞めたい」と考えるようになっていました。

こんなにしんどい思いをしてまで母乳育児をしなければならない理由が見いだせなかったからです。

たまたま私の祖母と電話で話していて、救いを求めるとかなりキツめに怒られました。

ばあちゃん

赤ちゃんには母乳しかあげちゃだめ!ミルクなんてかわいそう!

その言葉に縛られて、また数日母乳を頑張ってみるのですが、やっぱりしんどいことには変わりなく。息子の体重もほとんど増加しない。

育児が全く楽しくなく、息子のことも全くかわいいと思えませんでした。

そして自分のことも「私はうまく授乳できないダメな母親」と卑下するようになっていったのです。

生後3ヶ月半:母乳育児をやめる決意

この頃はいつも情緒不安定で、夫に対して当たり散らし、かと思えば「仕事行かないでよ」と泣きながらすがりつくことも。

特に今でも鮮明に覚えているのは、息子と日中二人きりになるのがとにかく嫌で「そっちは仕事行けていいよね」と心無い言葉を放ってしまったことです。

その瞬間の夫の暗い顔は今でもはっきり覚えています。

その表情を見て、『祖母の言葉に縛られたままだと、一番大切にしなければならない夫との関係まで壊してしまう』ことになると気づき、やっと目が覚めたのです。

しかし低月齢でまだまだ母乳からの栄養に依存している時期ということもあり、断乳にはかなり不安がありました。

そこで乳房マッサージをお願いしていた助産師さんにすべてを打ち明けたところ、こんな風に後押ししてくれました。

助産師さん

母乳だけが育児じゃないし、ママが笑っていられる方を選んでいいよ

そして次のようなアドバイスをもらいました。

私のような母乳過多のママは、徐々に授乳回数を減らしていくやり方の断乳だとかえって母乳が詰まり乳腺炎になるリスクが高まる。なので病院で断乳の薬をもらって服用し、そこからは一切授乳をしないことで一気に断乳した方がいい。

そのアドバイスに従って断乳決行!こうして私は、晴れて母乳育児を卒業しました。

あやよ

断乳時にやったことは後で詳しく解説します

断乳後のうれしい変化

息子を夫に預けて1人で外出

大好きなコーヒーや甘いものを食べられた

息子の体重増加が気にならなくなった

息子を夫に預けて1人で外出

母乳育児中は、授乳が終わっても、次の授乳のことを考える日々でした。

3時間に1回、時間通りに授乳ができるように体制を整えておきたかったので、でかけたとしても近所のスーパーに行く程度。

しかし断乳後は当然そんな必要ありません。

断乳後すぐ、産前からいけてなかった美容院に行って髪を切ってもらい、デパートにコスメを買いに行きました。

出産後は毎日すっぴんで、髪も雑に一つ結びしていた私。新しいコスメでメイクし、髪を切って身なりを整えただけでもすごく前向きな気持ちになれました。

大好きなコーヒーを飲んだり、洋菓子を食べられた

母乳育児中は母乳を増やしたくないがために、ご飯は油物を極力控え、白米の量を減らす日々でした。

また、洋菓子は母乳を詰まらせるとネットに書いてあったのを見てから食べられず、コーヒーもカフェインが入っているから飲めずで、食べることが何よりの楽しみだった私には本当にキツかったです。

しかし、母乳育児をやめた日からはその我慢も必要なし!

あやよ

スタバで、久しぶりのコーヒーとスコーンを食べて感動のあまり涙が出たのはいい思い出です

息子の体重増加があまり気にならなくなった

母乳育児の時はものすごく気になっていた息子の体重増加。

しかし、不思議なことにミルク育児に代わった瞬間一切気にならなくなったのです。

ミルクになってからは体重が増えてなくても「まぁ、よく寝返りしまくって動きまくっているから仕方ないかぁ」とおおらかに考えられるようになりました。

今となっては、『私の母乳育児が上手くいってないから体重が増えていない』という事実を受け入れたくなかったから、体重増加に固執していたんだろうなと思っています。

あやお

ママって基本ズボラなんだけど、変なところで神経質なんだよねぇ

母乳育児がしんどくなった原因

母乳の需要と供給が比例しなかった

吐き戻しを見るのがストレス

体重増加を気にしすぎてしまった

母の体への負担が大きい

母乳の需要と供給が比例しなかった

私たち親子が、「母乳過多気味の私」×「あまり母乳を飲まない息子」という組み合わせになってしまったことが、私の母乳育児がこじれまくった原因だと思っています。

しかし、息子は息子でしかなくて、私は私でしかない。

他の誰でもない私たちなのだから、たらればを言っていても何の意味もありません。

ただ、メンタルが弱っていた当時はそんな風に思える余裕などなく「もっと息子が、母乳をよく飲んでくれる子だったら良かったのに」と、他人の子を羨んでは嘆かざるを得ませんでした。

赤ちゃんの飲む量とママの母乳の出が安定してくる、いわば需要と供給の合う日が必ず来るならきっとくよくよ悩まなくて済んだのでしょう。

ただ、その日が絶対に来るかどうかも分からなかったから、期待と絶望の繰り返しで、余計にしんどい日々でした。

はき戻しを見るのがストレスだった

ミルク育児の赤ちゃんの方が、吐き戻しが多くなる傾向にあるようです。

それは、哺乳瓶でミルクを飲ませると多くの空気が胃にたまりやすくなるから

しかし私の息子の場合、母乳育児の時期のほうが吐き戻しの回数がはるかに多かったです。

母乳育児の時期は1日に3回は必ず大量に吐いて、着替えたりフローリングを掃除したりしていたので、ただでさえしんどかった授乳ががよけいストレスになっていました。

ちなみに、生後4ヶ月になる前にミルク育児になってからというもの、授乳後に吐きもどしたことは1度もありません。

今思うと、こういうところに原因があったのかもしれません。

母乳の勢いが強く、飲める量以上に飲んでいた

ゲップ不足

乳首のくわえさせ方や、授乳体勢が悪く空気を多く飲みすぎていた

赤ちゃんの体重の増加を気にしすぎてしまう

赤ちゃん用のスケールを購入し部屋に置いていたため、かなりの頻度で息子の体重を測っていました。

息子の体重が増えてれば安心しましたが、前日より少しでも減ってたら「なんでだろう」と不安に。

そして、「きっと母乳が飲めてないから体重が減っているんだ」と思い込んで、それがまたストレスになっていったのでした。

あやお

気にしすぎちゃうママはスケール買わないほうが良いよ、本当に

あやよ

産後買わなきゃよかったもの堂々の1位です

体重が増えないのは、エネルギー消費や排泄量が多いのが原因であることも。元気に成長してくれているなら気に病む必要はありません

体への負担(乳腺炎・白斑・体力消耗・睡眠不足)

母乳育児はミルク育児より、ママの体への負担がはるかに大きいです。

赤ちゃんが思うように母乳を飲んでくれないことで乳腺炎白斑という乳房トラブルに見舞われてしまうことも。

特に乳腺炎になると、40度近くの高熱が出ることもあると聞いてから、私には常にその恐怖がつきまとっていました。

乳腺炎…何らかの理由で乳腺(母乳を作る器官)が炎症を起こし、しこり、痛み、発熱などの症状が現れる

白斑…乳頭にできるにきびのようなもの母乳の詰まりを引き起こし乳腺炎の発症につながることも

また、母乳が作られるのはママの体内の栄養素や血液から。

となると体からは、栄養素や血液が容赦なく奪われていくため、体はどんどんエネルギー不足に。

それに加えて夜中の授乳による睡眠不足なども加わり、精神的負担だけではなく、体への負担が重くのしかかっていくのです。

母乳過多の私が断乳前にやったこと

母乳過多の私が断乳前にやったことです

  • とにかく味方になってくれる人に話す、聞く
  • しこり、白斑がないかのチェックする
  • 哺乳瓶でミルクが飲めることを確認する
あやよ

断乳予定のママはぜひ参考にしてみてね!

とにかく味方になってくれる人に話す、聞く

助産師youtuber HISAKOさんの動画

たまひよアプリ内のコミュニティー

明治 赤ちゃん相談室

赤ちゃんと向き合って全力で育児していると、社会と接点がなくなっていき孤独になりがち。

特に、断乳を決意した後は、それが正しい選択なのかどうかが分からず、とにかく誰かの話を聞いたり話を聞いてもらいたくなりました。

そんな中勇気を振り絞って誰かに悩みを打ち明けて、否定されたときの絶望といったら、計り知れません。

あやよ

実際私の祖母に否定されたのは悲しかったです

味方になってくれない身内は放置でオッケー、味方になってくれる他人に頼りましょう!

助産師youtuber HISAKOさんの動画

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この記事を書いた人

\赤ちゃんの楽しい遊び場情報や、ゆるく楽しい育児情報を発信中/
アラサー1歳男児ママ|育休終了後にフルタイム復帰|でもズボラ|FP2級、教員免許(高校英語)

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