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もう10ヶ月なのに…はいはいしない!|できないのはなぜ?はいはいのメリット、5つの超簡単練習方法についても紹介
▼この記事は、以下のような疑問を持つ方におすすめです。
はいはいとばして、もはやつかまり立ちしそう…。
はいはいを促すためにできることって何かある?
赤ちゃんを育てていると、わが子がが他の赤ちゃんと同じようなペースで発達しているかどうか心配になりませんか?
私は息子が産まれてからというもの、「いつになったらお手々発見するのー?」「育児書によると、そろそろおすわりしていい頃だ…」と、ずっと発達のことでどきどきしてきました。
そんな私がわりと最近ぶち当たったのが、『全然はいはいしない問題』。息子は現在生後10ヶ月なのですが、2週間前まで100%ずりばいで移動し、はいはいを一切しなかったのです…。
ずりばいできてるし、はいはいの必要性あります?
しかし、保育士さんや助産師さんにアドバイスをもらい、日常生活の中でいくつか工夫をしたことで、すこーしはいはいできるようになりました。2週間程度続けて、最高記録は2メートルくらいです。(まだまだ練習中ですが…。)
そこで今回は、はいはいのメリット、はいはいができない理由、私がどのような練習をしたのか紹介していきたいと思います。
はいはいしないお子さんをお持ちの方は必見です!
はいはいできるメリット
基本的には、はいはいをとばしてつかまり立ちしようが、いきなり歩き出そうが、発達上何も問題はないとされています。育児書を読んだり、ネットを調べてみたりしましたが、このような意見が大多数でした。
ですから、はいはいをしないことに対して過度な心配をする必要はありません。
しかし、はいはいをすることで、赤ちゃんの成長に様々な効果をもたらすのも事実。
- 手足をよく使い動くことで、体全体の筋肉やバランス感覚が育つ
- 体幹が強くなり、立ったり歩けるようになった時に綺麗な姿勢を保つことができる
- 手足をしっかり地面につけて移動すると、その刺激で脳が活性化する⇒頭が良くなる
- きょろきょろしながら移動することで、体と目が協応⇒転んだりケガすることが減る
はいはいって結構重要かも…
赤ちゃんの平均的な発達と息子の発達の比較
- 7ヶ月~ずりばい
- 7ヶ月半~はいはい
- 7ヶ月~ひとりすわり
- 8ヶ月半~つかまり立ち
- 7ヶ月半ずりばい
- 9ヶ月ひとりすわり
- 9ヶ月半つかまり立ち
※ここまではいはいなし
母子手帳を参考に、ずりばい以降の一般的な発達順序と時期を比べてみました。皆様のお子さんはどんな順番ですか? ※発達の具合や時期には個人差があります。
平均的な赤ちゃんは7ケ月半頃にははいはいをしているというのに、私の息子はする気配がなく…。
ちなみに、息子が10ヶ月になってもはいはいをしない理由(かもしれないこと)については、助産師さんからこのように言われました。
あやおくん、腹ばいになって遊ぶこと多いでしょ。背筋ばかり使ってるから腹筋弱くなってるのかも。はいはいは、腹筋も背筋も育ってないと難しいの
あ、あと床が散らかってたり、部屋が狭いとはいはいしないこともあるよ
へええ…全部あてはまっとる
はいはい習得のためにやったこと
はいはい習得のためのチェックポイント
はいはい習得のため、以下のチェックポイントであてはまるものがあれば、改善していきましょう。
後述の、『はいはい習得のためにやったこと』もぜひ参考にしてみてください♪
- 仰向け、うつ伏せのどちらかの状態ばかりで遊んでいないか
- 床に物があふれていないか
- 部屋が狭すぎないか
- はいはいのお手本がいない状態ではないか(ママやパパ、遊び場で会うお友達等)
- (はいはいより先につかまり立ちしそうな子)つかまり立ちを放置していないか
はいはい習得のためにやったこと
おふねをこいで
大人が積極的にはいはいをしているところを見せる
おもちゃを、手が届くか届かないかの距離で揺らす
はいはいできるスペース作り
つかまり立ちし始めてる子は、つかまり立ちさせない
おふねをこいで|難易度★
おふねをこいでのふれあい遊びは、赤ちゃんの足を持ち上げてそのまま股関節をぐるぐるさせる動作が連続するため、股関節を柔らかくすることが期待できます。股関節が柔らかくなれば、はいはいの際に足がよく動くようになります。
また、助産師さんから仰向け状態での遊びが少ないことを指摘されていたので、このおふねをこいでなどの仰向け遊びを取り入れるようにしました。
行うタイミングや回数は特に決まりありませんが、私は1日に3~4回程度やっています。(本当は5~6回やりたいところですが。)
途中で脱走されまくり
腹ばいの体勢が好きな息子がおとなしく仰向けでいてくれることはごく稀。ですから、一緒に遊んでいてご機嫌な時に仰向けにさせたり、おむつ替えで仰向けになっている時に素早く行っています。
▼この動画を参考にしてみてください♪1分程度なので気軽にできます。
大人が積極的にはいはいを見せる|難易度★
10カ月にもなると大人のまねっこを始めている赤ちゃんも多いのではないでしょうか。
「はいはいしようね~」と赤ちゃんに声をかける一方で、ママやパパがすたすた歩いていれば、赤ちゃんが「ボクも早く立ちたい!歩きたいいい!」と思ってしまうのも無理はないかも。
私のはいはいが息子のお手本になればいいなという思いで、場所と時間が許す限り、はいはいしています。
しかし、はいはいって結構疲れるんです…。私自身の良い運動にもなっていると信じ、今日も四つん這いになっています。
結構ジーっと見てくれてるよね
家の中に不審者がいるなーって思って見てる
また、ママやパパがはいはいするのを見せるだけでなく、支援センターや遊び場などにいる赤ちゃんがはいはいしているところを見せるのも◎。同じような赤ちゃんの行動だからこそ、興味津々で見てまねる可能性は高いです。
おもちゃを、手が届くか届かないかの距離で揺らす|難易度★
ずりばいでは取れないけど、体を起こしてはいはいの体勢になったら取れる。それくらいの高さでおもちゃを揺らすと、自然にずりばいからはいはいの体勢になってくれます。
そしてそのまま少しずつ後ずさりすれば、おもちゃほしさで1歩2歩とはいはいしてくれるようになります!
これを繰り返すうちに毎回はいはいしてくれるようになったため、効果は高いのかも。しかし、あんまり長い距離やってると「意地悪すんな」と言わんばかりにギャン泣きされるので注意が必要。
はいはいできるスペース作り|難易度★★
床に物があふれていてごちゃごちゃしていたり、部屋自体が狭かったりすると、赤ちゃんがはいはいで移動したいという気持ちになりません。
うちは賃貸で、ただでさえ狭いのですが、その上にソファーやテーブルなどもあり、余計動きづらい空間になっていました。そこで、ソファーを思い切って移動させたり、普段は扉を閉めきっている和室を開放し、息子がリビングと和室を自由に出入りできるようにしました。
しかし、それよりも効果的だったのは、支援センターに行って遊ぶことでした。支援センターの方が圧倒的に広く、好きなおもちゃに辿り着くには自分で移動せざるを得ない。…そうなると、支援センターでは息子も、2メートル程度はいはいするようになりました。
家であまりしなくても、場所を変えるとすることも。ぜひお試しを!
つかまり立ちし始めてる子は、つかまり立ちさせない|難易度★★★
はいはいする前からつかまり立ちし始めてしまえば、だんだんはいはいをする機会も減ってしまいます。
そうならないように、つかまり立ちしだしたらすぐに元の体勢に戻す。そんな荒療治的な方法も教わりました。
教わったその日に、早速家で実践してみましたが、つかまり立ち⇒おすわりに戻す⇒ギャン泣き⇒つかまり立ち⇒おすわりに戻す⇒ギャン泣きの無限ループにはまってしまい、双方の精神がすり減るばかり。すぐに諦めました。そんなわけで、今はつかまり立ちし放題です…。
あのままやり続けてたら確実に嫌われてました
ボクの邪魔をすることは許さないよ
いっそのこと、つかまり立ちできちゃう高さのテーブルやソファーを完全に撤去するというのも、つかまり立ち予防策としては効果的かも。なかなか骨が折れますが、できる方はぜひやってみてください。
まとめ
▼はいはいできるメリット
- 手足をよく使い動くことで、体全体の筋肉やバランス感覚が育つ
- 体幹が強くなり、立ったり歩けるようになった時に綺麗な姿勢を保つことができる
- 手足をしっかり地面につけて移動すると、その刺激で脳が活性化する⇒頭が良くなる
- きょろきょろしながら移動することで、体と目が協応⇒転んだりケガすることが減る
▼はいはい習得のためにやったこと
- おふねをこいで|難易度★
- 大人が積極的にはいはいを見せる|難易度★
- おもちゃを、手が届くか届かないかの距離で揺らす|難易度★
- はいはいできるスペース作り|難易度★★
- つかまり立ちし始めてる子は、つかまり立ちさせない|難易度★★★
私の息子は、上記のことを行い2週間程度で、2メートル程度進むようになりました。
お子さんがはいはいしない時には、「これならできそう」って思えるものだけでも試してみてくださいね。
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